IDFC2019第二回 なんでIDFC? 佐々木良輔
မင်္ဂလာပါ။! Goededag! こんにちは!
IDFC2019実行委員の佐々木良輔です!
慶應義塾大学法学部法律学科の4年生で、現在はオランダのライデンという場所で交換留学をしています。IDFCに参加して無事ミャンマーに惹かれた結果、留学先のレポートの半分はミャンマーの法律についてになりました笑。
(”発展途上国”と言われるミャンマーに対して、”成熟”社会と言われるオランダに滞在したことはとても興味深かったです)
IDFCでは、企画という役職で、会議のテーマどうしようとか、ミャンマーでどこ訪問しようかとか、参加者にどういう経験をしてほしいかとかいったことを毎日こうでもないああでもない言いながらとことん考え抜く仕事をやっております。(W杯日本代表で例えると技術委員会といったところでしょうか笑)
さて、突然ですが、ミャンマー、と聞くとみなさんは何を思い浮かべるでしょうか。たぶん、民主化~、アウンサンスーチ~、アジア最後のフロンティア~、東南アジアらしく街がごちゃごちゃしてそう~、とかですよね。
では、学生会議、と聞くとどうでしょう。難しいこと議論しそう~、英語使う~、スーツの集合写真がかっこいい~、といったところでしょうか。
じゃあそうすると、日本ミャンマー学生会議であるIDFCって開発学系頭脳派集団じゃん!という答えに行きつくわけですが、
IDFCのいいところはそうしたガチガチの英語での議論だけではなくて(もちろんそういう部分もあります笑)、参加者のビフォーアフターを常に気にかけたプログラム設計がなされていること、
ズバリ、参加者の挑戦を後押しする、という使命感なのです。
僕がIDFCに出会ったのは2年の夏。慶應で所属していたサークルの先輩がたまたまIDFCの実行委員で、その先輩に教えて頂いたのがきっかけです。2月は春休みで暇だし、ミャンマー行くには良い機会だなあとすぐさま応募したわけですが、普段の学生生活では、法律をテスト前だけちょろっと勉強してる人間が、そんな開発学系頭脳派集団についていけるわけないでしょ!と応募後は不安だらけになっていました。
そんな不安の中、なぜか書類も面接も通り(特に面接ではスーツを着て行って面接官を驚かした笑)、参加者として選ばれることとなったのですが、もちろん頭の中は「????」。一応喜びつつも、まじか(笑)みたいな気持ちになっていたのを覚えています。
でも、事前準備プログラムが始まって第一回の顔合わせ会で頭の中の「????」はすぐに吹き飛びました。ミャンマー料理屋さん(めっちゃおいしいです)での懇親会を楽しみ、その後の帰りの電車で、たまたまIDFCの設立者である先輩と話すこととなったのですが、そこで言われたことは
「IDFCは挑戦する人の背中を押すプログラムだから。」
この言葉でIDFCにアプライしたのは正解だったなと確信すると同時に、自分に正直にやりたいことや興味あることを追い求めていいプログラムなんだと胸が休まりました。
IDFCは結果を出す場所ではなくて、挑戦し成長させてくれる場所なのです。
またまた大げさな、と思うかもしれません。
でも、
「こういう人になりたい!」と素直に思える人たちと一緒に共同生活し(前回ブログ参照)、
全然知識なかったけど興味ある社会課題のリサーチに没頭し(僕はCommunity Developmentでした!法律いっさい関係ない笑)、
休憩時にはミャンマー側参加者と他愛もない話をして(ルームメイトだったブライアン君とは今でも仲良しです笑)、
リフレクションもしっかり行って、自分の過去、現在、未来を見つめる(本会議最終日の振り返りシートに書いたことは今でもしっかりと覚えています)。
必ず何か発見と成長があるでしょう。
(シンポジウム終了後に分科会メンバーと記念の一枚)
ミャンマーは民主化以降、数々の変化の波が押し寄せてきています。軍事政権時代の閉塞感がなくなった今、世界で一番もっともエネルギッシュな国と言っても過言ではありません。
変化とエネルギーに満ちた国、ミャンマー、が挑戦する参加者の背中をしっかりと押してくれることでしょう。
そして、そんな化学反応を起こすプログラムを作れるよう、僕も企画として一年間IDFCの力になっていきたいなと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
IDFC2019企画 佐々木良輔