ブルネイ⇒ミャンマーへ、私にとっての本会議1日目!
ミンガラーバ!
お久しぶりです、さかすです。
実は、本会議が始まってから実に5日経っています。早い!
私は大学の授業の都合と、急遽日本人がブルネイ王室のパレスに招待をいただいたため(ブルネイ史上留学生が呼ばれるのは初!)今日から本会議に参戦しました。
ブルネイにいたころは、毎日FBをチェックしたりして、
IDFC初の日本開催期間を日本でみんなと一緒に感動を味わいたいな、、、
とやきもきしていました。
日本開催期間の感想については、また後程ブログでご紹介できればと思います。
実は、昨日パレスにご招待いただき、パーティーを途中抜けして直接空港に向かい、深夜のフライトで乗り換え2回、ふらふらになりながらヤンゴンへ到着しました(笑)
フライトの都合でランチの後から参加したのですが、今日一日を振り返ってみたいと思います。
今回、最も心に残ったのは、紅野さんのご講演です。
今年も多大なご支援をいただいているMPTのCOOである紅野さんは、今回、IDFC今年のテーマである"Seeking New Values"についてお話していただきました。
Newとは何なのか(完全に"Old"と異なるということ?"Old"も"New"になるのでは?)
Valuesとは何なのか(時代とともに常に変化していくもの)
MPTはなぜ時代が変化して今も存在する?
IDFCはなぜ設立時の海外渡航がほとんどできなかった状況から変化した今も存在する?
今年のテーマをMPTとIDFCをからめて語っていただきました。
そして、毎年恒例の5 Whyも…!
心に残ったのは、時代がどれほど変化しても、どれほど両国の状況が変化しても、根底にあるIDFCに対するディマンドは変化しないのではないか、ということ。
海外を訪れたことがあるミャンマー人の参加者が多数を占めた状況の中で(Surprisingly!!!)、それでもどうしてミャンマーの学生たちはIDFCを選ぶのか。
この問いを突き詰めた先に、IDFCの存在理由があると思います。
紅野さんのご講演中にもたくさんの興味深い日本人・ミャンマー人の参加者・実行委員両方の意見が出ました。
そのような様々な意見を踏まえた上で、少し私が思ったのは、
MPTとIDFCの根底にあるディマンドは実は共通点があるのではないかということです。
MPTは人々とつながりたい、意思疎通しあいたいというディマンドが根底にあると紅野さんはおっしゃいました。
IDFCもそのディマンドがあるのではないかと思います。
違う国の人たち、異なる価値観を持つ人たちとつながりたいというディマンド。
それは、今年のテーマであるNew Valuesを得るためでもあり、相手を知るだけでなく自らも理解してもらう相互方向のディマンドだと思うのです。
今、ブルネイで植民地時代の東南アジアの歴史や、第二次世界大戦期の日本の占領の歴史について学んでいるのですが、
もし、両国が真の意味で歩み寄り、優劣をつけず互いに理解しあおうとしていたのならば占領は起きなかったのではないか、と(かなりの理想論ですが)思うときがあります。
理解できないもの・未知のものに対して、好奇心を抱く一方で人間は恐れを抱きます。それを威圧し支配することで克服しようとしていたのではないか、とサイードは著書で述べています。
その恐れを一歩こえて、知らないもの・未知のものに対して「知りたい・つながりたい」というディマンドを深い意味で満たし、個人単位から互いの理解を促進することで両国の架け橋となること。
それがIDFCなのではないか、と紅野さんのご講演を聞きながら考えていました。
うーん、なかなかうまく言葉にできませんね。
もしかしたら、とっても的外れなことを私はブログで書いているのかもしれないですが、それは時差ボケと寝不足のせいだということにしてください。
さて、本会議はまだまだ続きます。今後のブログも楽しみにお待ちください!