思い出が詰まった、ヤンゴンで。

 

 

ミンガラーバー!こんにちは!、前回のブログ更新からすこし間が空きましたが、

今回はさとしが3日間かけて書いた日本開催の議論でたくさん悩んだわたし、加藤春奈が担当したいと思います。

 

今回のPreIDFCはわたしにとってミャンマー4回目の旅でした。

PreIDFC5日目に日本側実行委員全員でShewdagon Pagodaにお参りしてきました。

 

 

1年半前に参加者として初めて行ったときは、きれいだな~~くらいにしか思わなかった場所も、

4回目の訪問となった今では、思い出の詰まった場所になりつつあります。

 

f:id:idfc-jp-2016:20180903172257j:plain

(自撮りする日本側実行委員。今回が日本側のメンバー初めて全員集まる機会でした!)

 

毎回一緒に行くメンバーは違いますが、今回は、参加者のときに一緒に行った、えまちゃんと良輔と再び一緒に行くことが出来ました。

 

f:id:idfc-jp-2016:20180903201526j:plain

 (IDFC2017の参加者当時。わたしたち以外もそれぞれ、次のステップを進んでいるかっこいいメンバーたちばかりです。)

 

f:id:idfc-jp-2016:20180903172559j:plain

IDFC2017を終えて、違うフィールドで1年を過ごした2人が次は実行委員としてIDFC2019に戻ってきてくれました。

参加者のときルールメートだったMon Monも、今年度企画として一緒にIDFC2019を創る仲間になりました。Haymanも今年度ミャンマー側代表としてみんなを引っ張ってくれる心強い存在です。

 

 

わたしは改めて、たった1週間という短い時間のプログラムでありながらわたしを含め参加者の人生に次に進む力を与え、進んだ後に、やっぱり戻ってきたいと思えるIDFCの魅力を感じました。

 

そして、IDFC2019も、IDFC2017以上に参加者にとって次の一歩を歩むエネルギーを得られる場所にしていきたいとPagodaに誓ってきました。

 

 

さて、気持ちを新たに臨んだPreIDFC後半でしたが、たくさんの衝突がありました。

 

「本会議を日本・ミャンマー両国で開催すること」

 

この決定に至るまでに18人それぞれ、気持ちが揺れ動いて、うまく信じあえないことにもどかしさやしんどさを感じていたと思います。

 

日本開催について、毎日朝から晩まで議論、議論、そして議論。実は、Farewell Partyも延期するくらいに、わたしたちは悩んで、わたしたちが何をしたいのか、について議論しました。

 

f:id:idfc-jp-2016:20180903173057j:plain

(議論中の写真はほとんど残っていませんでした(笑))

 

日本開催について考えた時、出来ない根拠はたくさんありました。財政面、就活や就職という次のステップがあるメンバー、質の問題…

日本側の中でも意見は違って、本当にどうしようもないくらい議論が紛糾して、終わりが見えない議論の時間もありました。

 

実は、わたしは昨年も実行委員をしていて、日本開催には反対でした。

でも、日本開催に対して、これまでどうしても日本側が主導権を握りがちだった予算について精一杯考えてくれるHaymanたちの姿を見てミャンマー側の日本開催にかける思いの強さを痛感しました。

「彼らと一緒に全力で挑戦してみたいな」という思いが自分の中で確かに生まれました。

 

もちろん、その思いがわたしの中で生まれたからといって「じゃあやろう!」とはなりません。

解決しないといけないけど、今すぐには解決できない、財政の問題。

 

でも、その果てしなく高く感じる壁を乗り越える覚悟や、思いを共有出来たから、わたしたちはこの挑戦を決めることが出来たと感じています。

 

“If we can’t correct enough money to hold our camp in Japan and Myanmar, IDFC2019 will not happen.”

 

わたしはこの言葉の途中でぼろぼろ涙が溢れて、最後まで言えませんでしたが、

これは今年度の実行委員、全員の共通認識です。そのくらいの覚悟を持って、

これからわたしたちは今まで以上に協働して準備を進めたいと思います。

 

 

3日間という短い時間での議論の過程で、お互いたくさん傷付いて、考えて、悩んで、泣いて、

わたしたちは一つの決断をしました。

 

決断をする道のりも、とっても険しいものに感じられましたが、

2019年2月までに目を向けてみると、これからのほうが間違いなく厳しい道が待っていると思います。

 

PreIDFCの期間で、こんな風に両国で夜まで真剣に議論(時に冷静さを欠いて)出来たことは

これからの糧になると心から信じてます。

(過程の部分はまとめて書きましたが、本当にそれぞれの頑張りがあって、この結果を得られたと思います。)

 

冒頭にも話したIDFC2017のメンバーも含め、今年はそれぞれが責任感と、

IDFCを成功させたい気持ちに溢れたとびきりすてきなメンバーばかりです。

たくさん一緒にもがいて、一緒に困難を乗り越えていけるメンバーと出会えたことに感謝して、みんながわくわくする夢を一緒に追いかけたいと思います。

 

f:id:idfc-jp-2016:20180903173240j:plain

 

もうすぐで日本側の参加者募集が始まりますが、IDFC2019の参加者に会えるのが、ほんとにほんとに楽しみでなりません!!たくさんの議論の結果決まった両国開催、必ず参加者・実行委員共に笑顔で終われるすてきな日々にしたいと思います。

 

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。

 

 

IDFC実行委員

加藤春奈