百聞は一見に如かず【目標金額150万円 1月中旬まで!】
みなさんこんにちは。
IDFC実行委員会の和田幸子です。
本日はこれからバイトがあるのでお昼の投稿です!
3日坊主にはなりません!ww
今日のブログは、私たちの日本開催の2つの目的のうちの1つ目:
ミャンマーの大学生にも、日本の参加者がこれまで得ていたミャンマーを知る機会と将来のキャリア形成の一助となるミャンマーでの経験を、日本で届けたい
という点を詳しくご紹介します。
日本開催の2つの目的については1日目のブログをご覧ください。
目的1:
ミャンマーの大学生にも、日本を知るより良い機会を提供したい。
彼らの価値観やマインドセットに変化を与え、より豊かな人生を築いてほしい。
みなさんは、先にいろいろなことを耳にしていたけれど、
行ってみたからこそそれがみなさんにとっての原体験となり、その後の人生の選択肢に大きく影響を与えていることってありませんか?
百聞は一見に如かず
私はこの言葉を、自分の座右の銘にしています。
人から話を聞くこと、本を読むことでも
確かにいろんな世界へと広げてくれます。
しかし、直接自分の目で見て、触れ合い感じたことの方が
思い返せばその後の人生選択に大きな影響を与えることに気づかされます。
例えば、私にとって、幼少期から「途上国」は身近な存在でした。
なぜなら母が街頭募金には積極的に寄付をする人で、私にお金を託して募金をしていたからです。
またそれだけでなく、アフリカの女の子の里親として文通をしていたり、
私たちにとって小さくなった洋服や小物類などを定期的に出してちょうだいと言われては自分も引っ張り出していました。
募金箱の先、郵便の先の誰かの存在はなんとなく感じていたのです。
しかし、これらが大きく自分の中の価値観を変えることはありませんでした。
ベトナムでの滞在とストリートチルドレンとの出逢い
父の転勤で、小学校6年生の最初から約2年間、ベトナム・ホーチミンに滞在しました。
街を歩いては、バイクはすごいわガソリンで煙たいわ思っていると
教会の礼拝の後、前の広場に出ると、ストリートチルドレンと呼ばれる
同世代のベトナムの男の子が寄ってきました。
ある子は、地雷で目の片方と足をなくしていました。
これまで出会ったことがない人と光景で、最初は目をそらしてしまいました。
3人兄弟の末っ子でやりたいことはやらせてもらえ、自分の好きなことができるのが当たり前でそれで幸せだった自分でしたが、
彼らとの出会いから、その価値観が大きく変わりました。
自分が好きなことできているだけでは不完全な気持ちになったのです。
同世代のもしかしたらお友達になれたかもしれない彼らの現状を知り、
彼らにももっと多くの機会を得て、人生をイキイキと暮らして欲しい。
健康に安全に日々を送れないものか。
これがあってから、私は『国際協力』の道に進むことを強く心に決めました。
だから高校は普通科ではなく国際教養科に通いました。
ご両親の理解あって、途中休学をしてニュージランドへも留学に行く機会を得ました。
大学では国際政治を勉強しながら
カンボジアの学校建設に取り組んだり、
IDFCに取り組んだりという生活をしています。
IDFC日本側参加者とミャンマー側参加者が得られる機会の違い
もちろん、ミャンマーはそもそも国際交流の機会もなく、海外へ行くなんて得られるものではなかったです。そんな時にIDFCが国際交流の機会を、どの学生団体よりも早く「先駆者として」創りました。
3年目のIDFC本会議は2017年2月に開催されましたが、
あるミャンマー側参加者は「日本はすごいよね」の一点張りだったそうです。
日本側参加者が「日本にも所得の格差からの子どもの機会の不平等、リストラに遭い道端で暮らす大人がいること」を伝えても信じてくれなかったそうです。
このようにIDFCとして両国の相互理解が測りきれていないことに対してなんとかしたい思いが芽生え、
今は彼女は実行委員として今年度の企画を担ってくれています。
ちなみに彼女は阪大ビルマ語専攻2年生の青木美奈です♪
日本のことを知る機会を、ミャンマーの大学生にも日本側メンバーがこれまで得られたように平等に提供したい。
ある人が言ってもそれはその人の色眼鏡から映し出されたものであり、
自分の目で見て感じることはきっとまた違ってくると思います。
まして、聞いても信じてもくれないこともあるというのは、
やはりIDFCとしても改善していきたいです。
私たちは、日本とミャンマーの実行委員が対等な組織体制を組んで、
両国の将来に向けた関係づくりを目指して学生会議を開催しています。
学生会議では、相互理解を図ること、参加者のリーダシップを養うこと
社会にインパクトを与えることを目指しています。
これらの内容であったり、組織運営にも
お互いの国や文化を理解し合い、よりIDFCとして両国のこれからの関係づくりに貢献していきたいです。
日本開催目標金額: 150万縁
11月末までに70万円を集めることで、
*渡航費
*滞在費
*施設利用費
の達成を目指したいです。
どんな金額からでも受け付けておりますが、一口1万円からいただけると嬉しい限りでございます。
よろしくお願いします!
現在達成金額(2017/11/9現在)
0縁 / 150万縁
IDFC口座
ゆうちょ銀行
● 口座番号 普通預金 3313892
● 店名 四四八(ヨンヨンハチ)
● 口座名義 IDFC日本側実行委員会
(アイディーエフシーニホンガワジッコウイインカイ)
ミャンマ在住の方はこちらからも受け付けております。
銀行名 カンボーザ銀行
●口座番号CALL DEPOSITS 061-501-22800308001
●店名 KANBAWZA BANK Ltd (BHS)
●口座名義 DAW THANDAR AUNG
なぜ個人から資金を募る?【目標金額150万円 1月中旬まで!】
みなさんこんばんは。
IDFC実行委員会の和田幸子です。
本日は、日本開催の目的2つの中の1つ
②個人から資金を募ることで、来年度以降も周りの人たちと共にIDFCを築いていく土台づくりを行う(日本開催の2つの目的については前回のブログも参照ください。)
について、「なぜ個人から募る」のかについて詳しくお伝えできればと思います。
これには2つの理由があります。
1つ目は組織的に考えて
2つ目は私の個人的な経験や想いから
きています。
1つ目:組織的理由
IDFCは初年度、それこそ設立に至る前から
あらゆる個人の方にアドバイスや激励を頂きながら立ち上がりました。
また、昨年度は3年目ということもありようやく実績が認められ
これまで以上に企業さんからのご協賛をいただけるようになりました。
そんな中で、IDFCを心から応援してくださる、IDFC理念や組織体制(日本とミャンマーの実行委員が対等に運営をしていること)に共感し、親身にこれからのビジョンや組織戦略について考えてくださる方がいらっしゃることに
私たちは改めて気づかされました。
このような、個人の熱意に加えて、
今後助成金の獲得が難しくなってくる等の避けられない要因からも
これまでサポートくださった方々やその周りの皆さんから
資金的にもご支援を募ることで、
より自立した組織運営につなげたいと考えています。
また、これまででいちばん財政が厳しい今年度あえて『挑戦』することは、
IDFCの第2ステージへと踏み出す年とも言えます。
第2ステージとは、いよいよ来年度やその次の年に日本でミャンマーと日本の参加者30~40名を迎えた学生会議を開催するということです。
これを実現しようとする我々の気概に、
財団さんからまた新たな目的で賛同いただき、助成が採択される可能性が出てくることとなるのです。
②私の個人的な想いや経験から
私は、大学2年生の頃、Dream Linkという任意団体を通じて
カンボジア学校建設資金獲得並びに現地建設ボランティアに参画しました。
彼らは『279(ツナグ)プロジェクト』というプロジェクトで資金獲得を1年半かけて行いました。
具体的には、一口1万円で279人の想いを繋ぎ、カンボジアの子どもたちの夢に繋げよう。というものです。
当時、私は大学2年生でした。恥ずかしながら1年生の頃は、期待を寄せて入学したはいいものの、何が自分にとって"ベスト"なのかを探そうとばかりしてしまし、頭だけ考えて何も行動に移すことができていませんした。
そんな自分を少し変えようと動いてみたばかりの時にこの団体と出会いました。
この『279(ツナグ)プロジェクト』は、ただ資金を募るためのプロジェクトではありませんでした。
みんな一人一人できることは小さいけど、それらを出し合って学校を建設しようというものでした。
中には、毎日介護士として高齢の方の生活をサポートする人、
映像作成に夢中になり、映画監督を目指そうとしている人、
会社でバリバリ働きながら仕事の後や休日返上で取り組む人、
絵を描くのが得意な人。
「微力だけど無力じゃない」
私にも何かできるかもしれないを「できる」に変えてくれました。
それからは、バイトで自分も一口募金をし、
地元が名古屋ということから名古屋でもDream Linkのイベントを開きたい!
と伝え、メンバーは一緒に奔走してくれました。
その時に流した動画がこちらです。
Dream Linkがイベントを開催するたびに、少しずつ増えていくご支援者との軌跡を足していきながら作成していたビデオです。
IDFCでもやりたい!絶対できる!!!
私は直感でそう思いました。
でも確信しています。
先ほど述べたような親身にアドバイスをくださる方々が4年目になりこうしていてくださっています。
また、4年目となりIDFCのOBOG日本側だけでも50名を越えました。
そんな皆さんと一緒にこの日本開催を盛り上げていきたいと私は切に想っています。
資金だけで終わらない関係を、皆さんともっともっと築いていきたいです。
至らないところばかりで、きっとたくさんの質問を持ってくださっている方もいらっしゃるかと思います。
そんな質問を我々実行委員にぶつけてくださったら嬉しいです。
どうぞご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします!!
日本開催目標金額: 150万縁
11月末までに70万円を集めることで、
*渡航費
*滞在費
*施設利用費
の達成を目指したいです。
どんな金額からでも受け付けておりますが、一口1万円からいただけると嬉しい限りでございます。
よろしくお願いします!
現在達成金額(2017/11/7現在)
0縁 / 150万縁
IDFC口座
ゆうちょ銀行
● 口座番号 普通預金 3313892
● 店名 四四八(ヨンヨンハチ)
● 口座名義 IDFC日本側実行委員会
(アイディーエフシーニホンガワジッコウイインカイ)
ミャンマ在住の方はこちらからも受け付けております。
銀行名 カンボーザ銀行
●口座番号CALL DEPOSITS 061-501-22800308001
●店名 KANBAWZA BANK Ltd (BHS)
●口座名義 DAW THANDAR AUNG
【70万円達成まであと23日!】ミャンマー側の飛行機代を集めたい!
みなさんこんにちは。
IDFC実行委員会 日本側今年度代表の和田幸子です。
決めました!今日から私たちは毎日ブログを書きます。
ありがたいことに、私たちのFacebook投稿を見て、内容の書き方や漏れている点などアドバイスをくださった方々がいました。
IDFCはこうして個人個人の方に支えられていることを日々ひしひしと感じています。
本当にありがとうございます。
しかし、正直にお話しすると
まだ日本で何をするのか具体的なところが定まっておりません。
アイデアはいくつか実行委員の中で転がっているのですが、
まだ1つの形にはなっていないのが現状です。
ただ、わかっていることは
①ミャンマーの大学生にとって、日本での経験は彼らの価値観を広げより良い人生を築く助けになること。
②IDFCとして、来年度に向けてより多くの資金源を確保すること、かつ両国相互理解の促進のためには日本にミャンマーの大学生を連れて来ることは不可欠であること。
です!!
①ミャンマーの大学生にとっての日本での経験
今日は、例として、私のパートナーであるミャンマー側代表のThazinのお話をしたいと思います。
Thazinは現在ヤンゴン教育大学に通う4年生です。
元々はヤンゴンから東に行った州出身で、「先生になること」を夢見て、
卒業後は海外でもっと先進的な教育を学びたいと思っています。
しかし、ミャンマーは日本のような国に行くためのビザの発行がとても難しいです。
外国人労働者として出稼ぎに出るミャンマーの人がいたり、かつての軍事政権の名残から政府が厳しく取り締まっているためです。
Thazinは、地元にいた時は内気でしたが、それではいけないと思い立ってから、
いろんな人と交流する機会を自ら創り、IDFC以外にも英語サークルのリーダーなども行なっています。
しかし、彼女はマレーシアとタイ以外の海外に行ったことがありません。
これらはユース会議に参加したためです。
資金的にも、また正式な証明を取得することにおいても
日本は近いようで遠い国なのです。
でも、私はThazinと毎週ミーティング、毎日メッセンジャーでやり取りを重ねるたびに
日に日に日本に来てもらいたい気持ちが募っています。
Thazinが日本の若い人たちが教育に対してInnovativeに取り組んでいることを伝えたい
そんな人たちに会ってもらいたい。
教育系のベンチャーやそれだけでなく同世代の学生たちが
ボランティアで地方の子供達へ教育を届けたり、
塾に通えない高校生に無料で教えたり、
国際社会への志の高い若者のコミュニティ形成に取り組んでいたり、
本当に様々に活動している人たちがいます。
また、日本へのプラスばかりのイメージも払拭する必要があると思います。
中学や高校の進路教育、大学教育などまだまだ課題は山積しています。
ミャンマーでは知り得ないこれらのことや人に出会い、
彼女がより彼女らしい先生になってもらえたら私は嬉しいです。
②IDFCとしての日本開催の必要性
IDFCはこれまで3年間継続してミャンマーでの1週間程度の両国30~40名対象の学生会議を開催して来ました。
そして今年度もおかげさまで開催することが決定しています。
しかし、来年度以降の継続が危ぶまれているのが現状です。
理由は、今後財団からの支援がさらに厳しくなって来るためです。
具体的には、今年度は国際交流基金さんや立命館大学さんからの助成をいただけていないです。理由は、3年間は助成いただけても4年目は助成いただけないなどの助成金の性質上のルールからです。
今年度その他にも財団から支援をいただいておりますが、性質上IDFCの歴史が長くなればなるほど厳しくなっていきます。
そこでこれらの不足を充填するために、
個人からの支援を今年度150万円集める力をIDFCが養いたいのです。
来年度みなさんからの応援金をいただくことで
継続開催を実現したいです。
ぜひ来年度の実行委員にタスキを渡したいです!
これから、このようにブログを書いていきながら自分たちの頭をよりクリアに
気持ちを高めていきたいと思っています。
厳しいコメントもどしどしお待ちしております。
どうぞご協力心よりお待ちしております。
最後まで読んで下さりありがとうございます!
日本開催目標金額: 150万円
11月末までに70万円を集めることで、
*渡航費
*滞在費
*施設利用費
の達成を目指したいです。
どんな金額からでも受け付けておりますが、一口1万円からいただけると嬉しい限りでございます。
よろしくお願いします!
現在達成金額(2017/11/7現在)
0万円 / 150万円
IDFC口座
ゆうちょ銀行
● 口座番号 普通預金 3313892
● 店名 四四八(ヨンヨンハチ)
● 口座名義 IDFC日本側実行委員会
(アイディーエフシーニホンガワジッコウイインカイ)
● 銀行名 カンボーザ銀行 ● 口座番号CALL DEPOSITS 061-501-22800308001 ● 店名 KANBAWZA BANK Ltd (BHS) ● 口座名義 DAW THANDAR AUNG |
IDFCを応援くださる方のご紹介:紅野吉章氏(住友商事とKDDIが共同出資するミャンマーの通信企業MPTのCOO)
【日本ミャンマー学生会議IDFC応募者受付中!!書類提出10月17日(火)まで】
開催地: ミャンマー/ヤンゴン
募集人数: 日本・ミャンマーそれぞれ15名程度
参加費: 98,000円(本会議中の航空券代、食費、宿泊費、ならびに交通費を含む)
プレエントリーはこちらから↓
https://goo.gl/forms/A8JOzBsbzEnsXfjq2
参加しようか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回はIDFCの魅力の1つ「繋がり」について、
いつもIDFCを力づよく応援してくださる紅野吉章氏からの参加を考えている皆様へのメッセージをお届けします!
MPTは、住友商事とKDDIが共同出資しているミャンマーの通信企業です。
昨年度よりIDFCはMPTさんからご協賛いただいています。
紅野さんはそのMPTのCOOの方です。紅野さんは、IDFCの運営体制が日本とミャンマーの大学生で対等な関係であること(IDFCには代表、副代表、渉外、マネジメント、企画、広報という役職がありますが全てに両国のメンバーがおります。)、そしてIDFCのビジョンやミッションに共感し、大変温かく見守ってくださいます。
ご協賛企業の方で終わらず、紅野さんからは日々メッセージのやり取りをさせていただく中で激励いただいたり、
夏渡航の際は、何度も会う機会を作ってくださいました。
私たちはその立ち姿からも、紅野さんの器の広さを感じています。
この場を借りて、改めていつもありがとうございます!
IDFCの魅力「繋がり」
それはIDFCがまだ設立して4年目であり、企業に伺う度にみなさんが一緒になって考えてくださいます。
また、IDFCは若者を中心としたプラットフォームであり、企業や政府、大学、パブリックに若者の力ではたらきかけ、より良い社会を作っていきたいと思っております。
そのため参加者となるみなさんにも、そういったセクターでご活躍される方々と交流する機会があります。
将来は途上国社会の助けになりたい。
開発って実際どうやって取り組むのか知りたい。
国の代表としてはたらくために今からできることってなんだろう。
やっぱり実際にご活躍されている方々に直接お会いすることがいちばんです。
みなさんがIDFCに参加された際には
色々な生き方・はたらき方 に出会うことでしょう。
上にあるような大先輩の方々もですし、
いろんなミャンマーの人々にも出会います。
IDFCが提供するこの濃密な1週間を通じて、
みなさんとみなさんの身の回りの社会のこれからについて
考えてみませんか?
お待たせしました!
最後に紅野さんからの激励のメッセージをシェアさせていただきます。
紅野さんからのメッセージ
IDFCに参加してのメリットはたくさんあると思います。とにかく、楽しい。こんなに楽しい集団はいない
ミヤンマーに足を運んで、ミヤンマーの文化にどっぷりとつかりながら学生を中心に多くのミヤンマー人と触れあうことで、第三者を介さない肌感覚の体験が得られます。先生、友人あるいはメディアを通じて得る情報は、その信頼性の高い低いに拘らず、他人の視点や論点で伝わってくるもの。自分自身の感覚、視点、興味で直に得るのとはやはり違います。
加えて、単独でミヤンマーに足を運ぶ場合と違うメリットは、多様性に富む日緬双方の学生たちが一堂に会して、共通のテーマを議論することで偏りの無い体験になることです。
日本の学生も真剣に世界・日本の将来を考えているようで心強いですが、ミヤンマーの学生の方が真剣度合いが一段と高いように思える時もあります。どういう背景からそのようになったのかを知るのも非常に意義のあることだと思います。
今年のテーマは「Happiness」と聞いています。人それぞれでHappyと思える対象が違うし、また、同じ対象であっても基準が違う。国が異なれば更に違っても不思議ではない。こんなに興味深いテーマの議論はそうそうあるものではない。是非、その議論を垣間見たい気持ちです。
そういう熱い議論をぶつけ合う参加者と実行委員、約40人の仲間たちは、これから50年以上ものの一生の付き合いをこのIDFCでスタートするのだと思います。その長い付き合いの中で、テーマとして議論した「Happiness」が日緬両国あるいは取り巻く周辺国で如何に変遷していくのか?その過程でまた議論をしたり、実際の協力を実現したりと大きく広がっていくのだと期待しています。
IDFCに集まる学生はどんな人?:
過去に出会ったIDFCの参加者と実行委員(ほとんどが元参加者)は皆「熱い」。声が大きかったり、アクションが派手で目立ったりするような「熱さ」も中にはありますが、それだけではない。物静かな「熱さ」。熟考する「熱さ」。困難に出会っても諦めない「熱さ」。
しかし、参加者全員がそのような「熱さ」に普段から燃え滾っているのではないと思う。それぞれに「熱さ」は秘めているものの潜在しているもの。しかし、彼ら・彼女らが一堂に会するとIDFCという目に見えない「触媒」が潜在的な「熱さ」を引き出してくるのだと思う。
IDFCでは、ミャンマーと日本の次世代リーダーが、8日間にわたって生活を共にしながら、社会課題に向き合います。そして、新しい価値観を創造し、様々なセクターに変化を与えます。
ミャンマー現地では議論のみならず、大学、公的機関、NGO/NPO等への訪問や、フィールドワーク、両国の文化交流など様々な活動を通じて、相互理解の促進を図ります。
《今年のテーマは”Happiness”》
成熟した日本社会、発展著しいミャンマー。経済成長で変わりゆくものと、その中でも変わらない普遍的なものを日本とミャンマーでみながら”Happiness”について考えます。
学び考えぬいた成果を今年度は、これまでIDFCが行ってきた現地学生への「ワークショップ」はもちろん、ミャンマー初の若者による「フリーペーパー」制作を通じて社会へ還元します。
★こんな人におすすめ★
国際交流・貢献に興味がある!
発展途上国に興味がある!
ミャンマーにいってみたい!
学生会議に参加したい!
詳細は IDFCホームページをぜひご覧ください♪
https://idfc-jpn-mmr.jimdo.com/idfc-2018/
*参加後のネットワークについてはこちらから↓
https://idfc-jpn-mmr.jimdo.com/%E5%8F%82%E5%8A%A0%E5%BE%8C%E3%81%AE%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF/
IDFCにはこれまで100人以上の学生が参加してきました。そういったOBOGとの交流機会も年にたくさんございます。みなさんがキャリアを考える上でとても助けになる心強い仲間であり、これからの人生をより豊かにしてくれるはずです。
*これまでの参加者の声はこちらから↓
https://idfc-jpn-mmr.jimdo.com/idfc-next-%E5%8F%82%E5%8A%A0%E8%80%85%E3%81%AE%E5%A3%B0/
*ミャンマーで活躍される日本人の方へのインタビュー↓
https://idfc-jpn-mmr.jimdo.com/%E3%83%9F%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E5%A3%B0/
プレエントリーはこちらから↓
https://goo.gl/forms/A8JOzBsbzEnsXfjq2
1年ぶりのミャンマー。「変わったもの」と「変わらないもの」
こんにちは!企画担当の中田です!!
IDFC本会議に備えるため、ミャンマーへ事前渡航をしました。
今回で4度目のミャンマー渡航。タクシーの値段交渉はすっかり慣れました。
昨年度は1年間、デンマークに留学していたのでミャンマー(ビルマ)にくることはできず、1年ぶりのミャンマー渡航となりました。
飛行機を降りると、懐かしい匂い。ミャンマーの空港は、仏教の国だからでしょうか、田舎のおばあちゃんの家のような匂いがします。
「あぁ、変わってないなぁ」と思いながら入国審査に向かって歩いていると、目の前に飛び込んできたのは驚きの光景でした。
「空港、めっちゃ綺麗になってる、、、」
(↑出国の時のロビーです)
空港はリニューアルされており、ピカピカになっていました。驚きはこれで終わらず、、、
「あれ、WiFiもはやいぞ、、、」
インターネットに接続するのは時間がかかると思い込んでいたのですが、そんなことは杞憂でした。到着したことを伝えるため、ホテルにいる仲間への連絡、、、、の前に「ポケモンGo」。ヤンゴンに生息するコラッタを捕獲しました。笑
無事、ホテルにいる仲間と合流した後、自己紹介や本会議の日程を決めるミーティングを行いました。
私は企画を担当しているので、1週間ミャンマーに滞在している間、ひたすらテーマについて脳みそを使い、ベッドに倒れるまで意見交換をしていました。
(今年のテーマは「Happiness」です。詳しくはコチラです↓)
1週間ヤンゴンに滞在し、人々と関わり、仲間と意見交換したことを通じて、
ミャンマーが「変わったな」と思うところと、「変わってないな」と思ったところがあったので、紹介したいと思います。
変わったところ①:ヤンゴンバス
私が知っているヤンゴンでは、日本の中古バスがヤンゴンの市バスとして使われ走っていました。
しかし、タクシーに乗っていると、、、
「なんだあれ。」
見たことない黄色のバスが大量に駐車されていました。
現在、ヤンゴンのバス停には路線図が表示されており、この黄色のバスが走っています。全てがこの黄色のバスになったわけではないですが、ヤンゴンの市バスとして、この黄色いバスが走っていました。
変わったところ②:若者の志向
IDFC本会議のテーマについて、ミャンマー側の仲間と議論を交わしていた時、私は少しの変化を感じました。
「もっとどうやって社会貢献するかに目を向けて行こう」
「政治の話だってすればいい」
長い間、軍事政権の下にあったミャンマーでは、若者が政治的な話を公共の場ですることは「タブー」でした。民政移管された後もそのタブーは残り、ミャンマーの若者が「政治的な話をしよう」であったり、「社会貢献」について話を切り出すことはなかったように思います。
しかし、今年はミャンマー側の実行委員がそのような話を持ち出してきました。
今年度のプログラムで政治的な話をするわけではありませんが、ミャンマーの若者が持ち出した「社会への志向」は、今年度のプログラムを彩る一つのFactorになるような気がします。
変わらなかったところ①:シェダゴンパゴダに流れる日常
社会インフラや若者の志向が変化する中でも、変わらないものがありました。
それは、シェダゴンパゴダに流れる日常です。
(↑パゴダの上に虹がかかっていました!)
ミャンマー人のほとんどは仏教徒です。ミャンマーの仏教は日本の仏教よりも厳格な上座部仏教であり、人々と宗教の距離はすごく近いです。特に、シェダゴンパゴダはミャンマー人にとっても特別な場所であり、ミャンマー側の実行委員の一人は、
「なんど来ても意味のある場所。」
と教えてくれました。
シェダゴンパゴダには様々な顔があります。
お経を唱える祈りの場。
一息つく休憩の場。
子供たちが走り回る遊びの場。
家族写真をとる家族の場。
カップルが訪れるデートの場。
人々と宗教が近いからこそ、シェダゴンパゴダはミャンマー人の日常の一部となっています。社会や志向が変化しても、普遍的に変わらないものがシェダゴンパゴダには流れています。シェダゴンパゴダに流れる時間は、尊く、美しく、鮮やかです。
”Happiness”というテーマについて
ミャンマーの「変わったもの」と「変わらないもの」に触れながら、今年度のテーマは決まりました。
変わっていくことによって生まれる「豊かさ」
変わらずにある普遍的な「豊かさ」
人々はどのような幸せを目指して、「豊かさ」を求めるのでしょうか。
私たちが目指すべき将来はどんな姿なのでしょうか。
自分の幸せってなんなのでしょうか。
社会の幸せは?
このような疑問を真正面から考えたいという想いから、プログラムをつくっていきます。みなさんもHappinessとは何か考えてみませんか?
日本人側参加者のプレエントリー始まっています。
ぜひ一度、HPをご覧になってください。
ティラワ港へ訪問しました!
IDFC2018で訪問する可能性のあるスポットへの事前見学も行いました。
今回紹介するのはその一つ、ティラワ港です!
私たち実行委員メンバーの滞在していたホテルからタクシーで1時間ちょっと。
渋滞に巻き込まれない午前中を狙って出かけました。
ティラワ港は南東側のヤンゴン郊外に位置しており、
いくつもの日系企業が関わっているティラワ経済特区に隣接しています。
渉外を担当している日本側とミャンマー側のメンバーで、
ティラワ港のMITT(Myanmar International Terminal Thilawa)というターミナルを訪問。
MITTの役割や変遷、その意義についての紹介プレゼンを聞くことが出来ました!
下の写真は、MITTのオフィス入口で撮ってもらいました。
海からの玄関でもあるティラワの港にも今後注目していきたいです…!
ヤンゴン教育大学でインタビュー!情熱あふれる学生たち
Pre-IDFCイベントの関係で、日本側実行委員もヤンゴンへ渡航していた8月中旬。
その期間中、ミャンマー側実行委員に招集をかけてもらい、インタビューを行いました。その名も「Happiness Research」。普段彼、彼女らがどのような場面で幸せを感じるのか掘り下げていきました。
質問項目は、例えば「普段どのようなことに幸せを感じるの?」「将来の夢はある?」といった感じです。
ちなみに、インタビューします!といって来てくれた子はザッと15名!下の写真が参加してくれた内の数名です。彼らは全員2年生のクラスメイトで、なんと18歳!!
読書をすること、友達と一緒にいること、なんと図書館で勉強をすること、という子もいて、なんとも真面目な学生だと感じました。そもそも娯楽がまだまだ揃っていないミャンマーでは勉強には打ってつけなのかもしれません。
一番驚かされたのは、「今幸せですか?」 という質問に対する答えでした。その女の子は、「はい」と答え、その理由として「今こうやって外国人のあなたと話せて、色々な新しいことを知ることができるから」と答えたのです。彼女ストイックすぎる!!!
でも確かにここに集まって来てくれた2年生の子たちは日本人の我々と話をすることを楽しみに来てくれたのです。
この瞬間ハッと気づかされました。これがIDFC の価値なんだと。IDFCのプログラムには毎年多くのミャンマー人の学生が応募してくれています。ヤンゴンの学生といえども外国人と交流し、共に考える機会はまだまだ多くないそうです。
彼らの幸せに近づけるようにIDFC2018を作り上げなければと彼女たちが奮い立たせてくれました!
最後にみんなとセルフィー!